Swiftはオープンソースです
ついにSwiftがオープンソースとして公開されました!
Swift3.0に向けて開発が活発になるのが楽しみです。
Ruby on RailsのようなWebアプリケーションフレームワークが出てくると、サーバーもクライアントもSwiftだけでできるようになっていいですね。
・Swift.org – a site dedicated to the open source Swift community
・Public source code repositories at github.com/apple
・A new Swift package manager project for easily sharing and building code
・A Swift-native core libraries project with higher-level functionality above the standard library
・Platform support for all Apple platforms as well as Linux Swift blog
Swiftはオープンソースです
Swiftはオープンソースとして公開されました。本日アップルはオープンソースSwiftコミュニティを立ち上げ、以下のような驚くべき新しいツールやリソースを提供しています。
- Swift.org – オープンソースSwiftコミュニティサイト
- github.com/appleにソースコードレポジトリを公開
- 簡単にシェアやビルドができる新しいSwiftパッケージマネージャプロジェクト
- 標準ライブラリに高水準機能を付加したSwiftネイティブのコアライブラリプロジェクト
- Linuxのようにすべてのアップルプラットフォーム上でのサポート
今は誰でもコードをダウンロードでき、開発環境内でビルドして、チームが何を達成しているかが分かります。プロジェクトに貢献したい上級開発者はバグを見つけ、コミュニティに参加し、フィックスとSwiftをさらに良くする改良を提供することができます。AppストアへのプロダクトにはXcodeに含まれる安定板のSwiftを使用するべきで、アプリの申請には必須になっています。
Swift.org
Swift.orgはオープンソースSwift用のまったく新しいサイトです。このサイトは開発者がSwiftの発展を支援したり、フィックスを提供したり、もっと重要なこととしてお互いが連携したりするためのコミュニティのリソースをホストします。Swift.orgがホストするものは以下の通りです。
- バグ報告管理システム
- メーリングリスト
- Swift開発ブログ
- コミュニティガイドライン
- 入門用チュートリアル
- Swiftのドキュメント
- 開発者とAPIデザインのためのガイドライン
Swift.orgはSwiftの発展が毎日行われる場所です。開発者がSwiftを新しいプラットフォームへの移行し、新機能を追加し、お好きな言語を継続的に進化させるコミュニティとなっています。
ソースコード
アップルはGitHubに新しいホームgithub.com/appleを持っています。そこではSwiftプロジェクトのソースコードをすべて公開しています。公開レポジトリにはSwiftコンパイラやLLDBデバッガ、REPL、標準ライブラリ、コアライブラリ、パッケージマネージャ、その他の関連プロジェクトを含んでいます。
GitHubはすでに開発者が連携するための非常にポピュラーな場所です。ウェブサイト上でソースコードを簡単に閲覧することができたり、自分の環境にコードをすぐにチェックアウトすることができたりします。あなたがパッチを提供したいときにはプルリクエストを受け入れます。
Swiftパッケージマネージャ
まったく新しいプロジェクト:Swiftパッケージマネージャを立ち上げました。アーリーステージのプロジェクトははじめからオープンに開発されるでしょう。レポジトリはとても初期の状態であり、私たちは大きなパッケージマネージャがすべきこと、直感的に使用できるようにする方法を定義し、Swiftの発展を期待している多くのプラットフォームへの移植に必要なパワーを提供していきます。
コアライブラリ
アップルはさまざまなソフトウェアで共通して必要とされるハイレベルの機能を提供するリッチなフレームワーク群を長い間提供してきました。Foundation、libdispatch、XCTestのようなフレームワークは複雑なプログラムをずっと簡単にしてくれます。私たちはSwiftのスキルを別のプラットフォームに持っていくときにも同じ利便性を開発者が得られるのを心から望んでいます。iPhoneやMacのアプリを書こうが、Linuxでクラウドサービスを構築しようが、Swiftnoコアライブラリは重要な部品を提供してくれるでしょう。
プラットフォーム
オープンソースSwiftはMac上で走らせて、OS X、iOS、watchOS、tvOSのアプリを作ることができます。Swift.orgはSwiftのLinuxバージョンも提供します。パッケージマネージャのサポート、LLDBデバッガ、REPLを含んだLinuxのツール群がそろっています。学生と教授がSwiftでプログラムするようになるについて、新しいプラットフォームと使い方が出てきて、技術産業全体に新しい機会をもたらすでしょう。
はじめましょう
はじめるのは簡単です。Swift.orgからアップルのプラットフォームとLinuxのプラットフォームのためのコンパイラとコマンドラインツールのバイナリをダウンロードすることができます。すぐに立ち上げて走らせることができます。最新版のXcodeでは、Xcode上でSwiftの最新のオープンソースのビルドを簡単に実行できるように設計されたツール群をサポートします。Swift.orgにはオープンソースSwiftをあなたの環境でセットアップする一連のプロセスを手引きしてくれるガイドがあります。