[映画]2016年私的ランキング

2016年も終わりですが、今年も面白い映画多くて楽しめました。
映画館で50本くらい見たと思いますが、そのなかで個人的によかったベスト10を強引にあげてみます。
どれもDVDでもう一度見たいと思います。
今年ナンバーワンヒットの「君の名は。」ももちろん秀逸な映画でしたが、11位くらいかな。笑

１．ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

一番最近に見たので、記憶のバイアスがかかっているかもしれませんが、一番興奮しました。
特に最後の１０分。
〇〇が大暴れするシーンを見るだけでも価値あり！
鑑賞後はすぐにEpisode 4をもう一度見たくなります。

２．怒り

謎の3人の男の物語が同時並行で進むのですが、ばらばらの物語も役者の力量がすごくて見入ってしまいます。
特に渡辺謙と宮崎あおいが謎の男の正体を知って泣き崩れるシーンは、無音なのに表情の演技だけでドキドキしてしまいます。
　

３．この世界の片隅に

いろいろな人が絶賛していますが、期待通りいい映画でした。
のんさんはやはり持っていますね。
物語に強く心を揺さぶれるわけでなく、映像と声と淡々としたストーリーに自然と感情移入してしまいます。
　　

４．シン・ゴジラ

今年唯一２度見た映画です。
細かいネタが盛りだくさんでもう一度見て確かめたくなるんですよね。
見ても謎のままのことがほとんどですが笑。
ゴジラがゴジラらしいのがいいです。
賛否両論ある石原さとみさんの演技も、個人的にはよかったです。

５．海よりもまだ深く

阿部寛と樹木希林の掛け合いが最高。
特に大きなドラマがあるわけでもないのですが、元夫婦（阿部寛と真木よう子）の心情が自然に描かれていたり、祖母（樹木希林）の仕草や言葉に感動したり。
さすが是枝監督です。

６．ハドソン川の奇跡

ＮＹのハドソン川に不時着水したＵＳエアウェイズ５４９便は奇跡の生還として世界中でニュースになりましたが、その裏にあった機長の苦悩（判断ミスと責められた）が実に丁寧に描かれています。
トム・ハンクスの演技力の賜物ですが、監督のクリント・イーストウッドは御年86歳。
相変わらずいい映画をつくります。

７．64 ロクヨン

緒方直人は久々に見ましたが、なかなかはまっていました。
後半は犯人の心理よりも周辺の動きを描きすぎてドタバタしていますが、前半で伏線をちりばめてそれらをうまく回収していました。
　

８．名探偵コナン　純黒の悪夢

名探偵コナンはアニメですが、アクションは相当凝っています。
その辺のアクション映画よりずっといいです。
アクションシーンを見てスカッとするのもありですね。
ストーリーもよくできていますが、少し子どもには難しいかな。

９．スポットライト　世紀のスクープ

神父による児童への性的虐待を暴き出した実話ですが、マスコミの存在価値はこのような事実にあることを再認識します。
実話なのですごいアクションやドラマチックな急展開があるわけではないのですが、役者さんたちの表情による心理描写がよくできています。
ゴシップだけでなくこのようなスクープが多く見たいところですが、ゴシップが多い時期というのは平和ということでもありますね。

１０．オデッセイ

マット・デーモンによる有人火星探査のお話し。
SF映画というジャンルなのでしょうが、エイリアンも出てきませんし、時空を移動したりもしません。
アポロ13のようなリアリティを感じます。
ただ主人公が火星に一人残されてしまっている割にはちょっとポジティブすぎるかな。