在宅医療用クラウド型電子カルテHOMISパートナーに

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在宅医療専門のクリニック、医療法人社団悠翔会が開発したクラウド型電子カルテHOMISの導入パートナーにいれていただきました。
HOMISは開発初期に関わらせていただき、現在は開発は在宅医療情報システム株式会社に引き継がれていますが、今でも良きパートナーとしてやらせていただいています。

悠翔会理事長の佐々木淳氏は在宅医療への熱い情熱を持っていて、一人で立ちあげたクリニックを常時2,000人の患者を管理するまでにしていった方です。
実際にお会いしてみると非常に魅力のある人で、患者さんからも絶大な人気があります。

佐々木氏はよりよい在宅医療を提供していくことを常に考えています。
よりよい在宅医療を持続的に提供していくためには、医師と医師、医師と看護師、クリニックと介護施設等の医療連携が欠かせません。
リアルタイムに広範囲な連携を行っていく基盤としてHOMISを開発しました。

佐々木淳法人全体の診療状況・運行状況を全員がリアルタイムに共有することで、業務が効率化されていきました。カルテが単なる診療の記録ではなく、チームの情報共有ツールであるという共通認識が生まれ、カルテへの記載内容が充実してきたことが最大の要因だと考えています。診療内容はもちろん、療養方針や対応ルール、そして患者の「ものがたり」が整理され、主治医でなくとも違和感なく、連続した在宅医療が提供できるようになりました。これにより、患者の満足度を犠牲にすることなく、医師の勤務を昼夜完全に分離し、一人の主治医が24時間働き続けるという、従来陥りがちだった過酷な状況を解消できました。

悠翔会では2014年10月現在、23人の常勤医が常時2000人の患者を管理しています。夜間は2人の当直医が対応し、年400件の看取りを行っています。さらに連携医療機関に対しても当直機能を提供し、一都三県の16在支診で3000人の在宅患者を「共同管理」しています。医師以外にも、ケアマネ・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・歯科医師・歯科衛生士・マッサージ師など300人以上が毎日ログインし、さらに施設職員が入居者のバイタルサイン・食事・服薬・排泄状況なども入力し、それらをHOMIS上でフラット・シームレスに情報共有しています。HOMISは診療の品質と効率の両立に貢献する地域の多職種協働のプラットフォームとして現在も進化を続けています。私がHOMISを創りました

より良い医療をお届けするために、少しでもお手伝いできればと思っています。

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