15 3月 2015
進化したplayground – Swift
Xcode 6.3 beta2ではSwiftのplaygroundに大きな機能追加がされています。
コメントにスタイルを与えることで、表現が柔軟になっています。
Xcode 6.3 beta 2 includes significant improvements to Swift playgrounds, with great features for authors. It’s now even easier to create rich, interactive playgrounds — perfect for documentation, tutorials, or samples to include with your projects.https://developer.apple.com/swift/blog/?id=24
進化したplayground
Xcode 6.3 beta2ではSwiftのplaygroundに開発者のための機能が多く盛り込まれ、大きく進化しています。リッチでインタラクティブなplaygoundを簡単につくれるようになり、あなたのプロジェクトのドキュメントやチュートリアル、見本をつくるのに十分な機能を持っています。
新しいplayagroundは特に教育分野で有効です。段落の見出し、図、追加要素へのリンクをインタラクティブなSwfitのコードと一緒にリッチな教育コンテンツに挿入できます。
Xcode 6.3 playgroundの新機能は以下の通りです。
- インライン結果表示:メインエディタウィンド内にSwiftコードの出力を表示します。結果を表示するエリアをサイズ変更したり、出力の別のビューを表示するようにすることもできます。
- スタイル化されたテキスト:なじみあるマークアップ文法にもとづいて、コメントに特別なマークアップを与えることでplarygoundに簡単に表示できます。主な利用可能なスタイルは、見出し、太字、斜体、リスト、箇条書き、および外部またはバンドルされたリソースへのリンクです。
- リソースフォルダ:画像やその他のコンテンツをplayground内に直接表示します。これらのリソースはSwiftのコードやplaygorund内のリッチなコメントから参照されます。(※ Xcode6.3 beta2ではplaygroundのリソースフォルダにファイルをドラッグするときにFinderの「パッケージの内容を表示」をして下さい)
最新のXcode 6.3 betaには新しいplaygroundのオーサリング機能が含まれています。これらの機能は常に進化していますので、リリースノートをよく読み、バグを見つけた場合は報告して下さい。すぐに試せるようにplaygroundのデモを作成しておきました。
DemoNewFormat.playgroundをダウンロード