[映画]殿、利息でござる!

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江戸中期、財政の逼迫(ひっぱく)した仙台藩が領民へ重税を課したことで破産や夜逃げが続出し、小さな宿場町・吉岡宿は困窮し切っていた。このままではダメだと考える商人・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と同志たちは、藩に金を貸し付け毎年の利息を住民に配る「宿場救済計画」を考えつく。町の存続を図るため、前代未聞の金貸し事業を成功させるべく、彼らは私財を投げ打ち……。シネマトゥデイ

タイトルも予告を見てもコメディかと思いきや、思い切り感動しちゃいました。

子孫のために自らの資産を投げ打つってなかなかできないですよね。
それが実話だっていうのだから、ますます感心します。

羽生結弦の素人っぽさが百姓の現実をしらない殿様感が出ていてよかったです。
みんなコミカルでいい人ばかりでしたが、その中での松田龍平の嫌味な演技もよいアクセントでした。

原作は磯田道史の「無私の日本人」内の短編「穀田屋十三郎」。
同所収の中根東里と大田垣蓮月の人生も素晴らしい。

志のために生きるっていいな。

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Comments

  1. By 中嶋 澄江

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