なぜ大谷翔平は二刀流を実現できたのか?

LINEで送る
Pocket

しなやかなフォームから160kmを超える剛速球が生み出される(写真:Getty Images)

しなやかなフォームから160kmを超える剛速球が生み出される(写真:Getty Images)

北海道日本ハムファイターズの大谷翔平は、プロ2年目となる今年も投手と打者の二刀流に挑み、見事「10勝・10本塁打」を成し遂げた。これはメジャーリーグを含めてもベーブ・ルース以来の快挙である。なぜ大谷は二刀流を実現できたのか? プロ野球界やサッカー界で活躍してきたトレーナーの西本直が、「体の使い方」という視点でその秘密に迫る。NewsPicks

大谷翔平はすごいですよね。
ベーブ・ルース以来96年ぶりの10勝・10本」を成し遂げたかと思えば、10月5日には162キロを出してクルーンが持っていたプロ野球公式戦最速記録に並びました。

分業が進んでいく野球界で、二刀流はタブー視されています。
基本の動きは同じで体力があるとはいえ、失敗した時のことを考えるとなかなか挑戦できません。
野手でも投手でもどちらかで大成すればいいプロ野球界で、両方をやってどちらもだめだったら叩かれること必至です。
私もチャレンジ精神を応援していましたが、どちらもだめになるんじゃないかと冷ややかに見ている自分もいました。

見事に結果を出しました。
プロ2年目で最短で結果を出しました。
メジャーリーグにばかり目が行く日本プロ野球界に大きな華が咲きました。

今後アクシデントで怪我をするかもしれません。
そのときは二刀流の挑戦を叩かれるでしょう。

でも二刀流でなくても怪我をする可能性はあります。
いま、大きな希望を持たせてくれていることに感謝したいです。

ビジネスの世界ではプロ野球選手と違って怪我のリスクや引退までの時間のリスクが非常に少ないです。
今年は大谷選手に大いに元気づけられました。

LINEで送る
Pocket

コメントを残す