Google・シュミット会長による働き方とマネジメントを示すスライドが公開中

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How Google Works今やインターネットの巨人にまで上り詰めたGoogleのビジネスについて、その成功の立役者であるエリック・シュミット会長が執筆した書籍「How Google Works―私たちの働き方とマネジメント」が販売されています。この本に関してはシュミット会長と、ラリー・ペイジCEOのアドバイザーを務めるジョナサン・ローゼンバーグ氏によるインタビューがすでに公開されていますが、さらにその内容を詳細に示した約50枚のスライド画像がネット上で公開されています。GIGAZINE

Googleの前CEOであるエリック・シュミットがGoogleの成功要因を著書「How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント」で語っていますが、その内容についてのインタビューを要約した50枚のスライドが分かりやすいです。
こういうスライドにまとめるところがGoogleらしいですね。


How Google Works from Eric Schmidt

さすがによくまとまっていて、すべての言葉が短くて重みがあります。
その中で特に気になった言葉をメモ。

  • 「今では何が違うのか?」
  • なので、まずは企業の文化を早急にプランニングすること。グループとして、働き方について、そして意思決定の手法について重要と思うことを考え、文字に残します。
    そして、そのスローガンにのっとって行動するだけ。
  • 優れた土台には3つの柱が存在します。それは「ユニークな技術的直感から生まれた優れた製品」「売上ではなく成長に特化すること」「競合相手を知り、その後を追わないこと」の3つです。
  • ここで重要なのは、CEOはCIO(Chief Innovation Officer:最高イノベーション責任者)でもある必要があるということ。イノベーションは所有されたり任命されるものではなく「認められる」ものです。イノベーティブな人材は誰かに「お前、イノベーティブになれ」と指示することで生まれるものではなく、彼ら自身がイノベーティブに成長することでその域に達するものです。
  • その時は、想像もつかないことを想像すること。なぜなら、想像もつかないことが現実になったことも多くあるものだからです。
    そして未来を信じること。途方もないアイデアのほうが、現実味のある小さなアイデアよりも簡単に実現してしまうこともあります。
    なぜなら、大きなアイデアほど多くの人を惹きつけるから。

スローガン → 戦略的土台 → 人材(スマートクリエイティブ)集め → 途方もないアイデア
というプロセスを大事にしたのですね。

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