19 9月 2014
スコットランド独立否決が確実 英首相「勝利宣言」
キャメロン首相は19日、スコットランド独立の反対運動を担ってきた人々を祝福し、事実上の勝利宣言をした。独立賛成派の幹部は敗北を認める宣言をした。日本経済新聞
投票での独立をやれるというのは民主的でいいですね。
世界中がスコットランドに注目したし、英国政府もメリットを引き出しただろうし、行動に動いたことはスコットランドにとってよかったのではないかと思います。
イギリスだけでなく各国で、中央と地方の関係を考えるいいきっかけになればいいです。
沖縄独立と言っている人もいますが、それは極端としても、道州制をもっと議論できるようになってもいいかと思います。
地方の力が弱すぎて、なかなかそういう議論ができないのでしょうね。
スコットランドは1999年まで地方議会が認められなかったそうです。
サッチャー政権時代には主な産業の造船所や炭鉱が次々に整理されて、イングランドとの経済格差に苦しんでいたとか。
今回、住民投票まで持っていったというのは素晴らしい行動力でした。
投票率は多くの地区で80%を超えましたが、住民投票の登録有権者は約430万人でした。
あらためてスコットランドは小さいんだなと感じました。
弱小でも声をあげれば世界を動かせるのです。