今からでも遅くはない:US版『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリーから、2014年の起業家たちへ
インターネットが登場したのは1985年頃です。
1983年にインターネットの前身ARPANET(米国防総省の高等研究計画局が導入したネットワーク)がTCP/IPになり、
1985年には今のインターネットとなったNSFNet(学術研究用のネットワーク基盤)がつくられ、
1988年に商用インターネットが開始し、
1995年のWindows95で一般の人に急速に広まりました。
マイクロソフトがWindowsの最初のバージョンを出したのが1985年。
初代Macintoshは1984年。
経営コンサルタントの大前研一さんは、ビル・ゲイツが表舞台に登場した1985年以後を「AG」(After Gates=ゲイツ後)、それ以前の時代を「BG」(Before Gates=ゲイツ前)と呼んでいます。
それだけ大きな転換年だったわけですね。
一方、デルをはじめとする、いわゆる『NASDAC銘柄』と呼ばれる新興IT企業が、あちこちのガレージで誕生したのもこの前後です。マイクロソフトのウィンドウズバージョン1が発表され、シングルプラットフォームでアプリケーションソフトが管理できるという見通しがついたのもこの年でした。大前研一
インターネット+PCが出てから約30年、Windows95からも約20年が経ちました。
当初はドメインもWebページも珍しかったのですが、今はかなり飽和状態です。
もちろん当時と今では事情が違う。今振り返ってみると、入植者が波のように次々とやってきて、すべての開発可能な土地を重機で切り開いていったようなものだ。今の新参者には、扱いに困るような狭い場所しか残されていない。当時から30年経過したインターネットは、膨張して飽和してアプリやプラットフォームやデバイスで満杯になり、今後数百年にわたって人間の注目を集めてもまだ余るほどのコンテンツが存在している。あなたが苦労してちっぽけな技術革新を生み出したとしても、誰が気づいてくれるのか?WIRED.jp
でも今は20年前、10年前よりも明らかに起業しやすくなっています。
クラウドとスマホが出てきてインターネットも急速に変わりました。
インターネットの進歩は本当に著しいですね。
IT業界にいると肌身で感じています。
アプリ開発だけでも、Windowsアプリを一生懸命つくっていたら、いつのまにかWebアプリを作るようになり、今はスマホアプリが熱いです。
主流が変わり勢いの差はあるとはいえ、どれにもまだ需要はあります。
エキサイティングで楽しい世界ですね!
何かするのに遅いことはありません。
いまの時代を思い切って生きたいと思います。
私もそういう思いで独立起業しました。
頑張ります!