30 9月 2014
「高すぎる」携帯電話料金に苛立ち、 総務省で囁かれる「電話料金規制」復活論
高止まりする携帯電話の料金引き下げを促すため、20年前に撤廃した携帯電話の料金規制を復活するべきだとの議論が総務省官僚の間で囁かれ始めた。現代ビジネス(講談社)
高すぎると思います。
高止まりというより値上げですよね。
ソフトバンクは価格破壊しているようなイメージはありますが、実際はドコモとauに追随しているだけです。
他社が下げたらすぐに下げるというファイティングポーズをとって、価格競争が泥試合になるから下げないように牽制しているだけです。
3社とも通話し放題(ドコモ:カケホーダイ、au:カケホ、ソフトバンク:スマ放題)を導入してきて、実質値上げに踏み切ったときは衝撃でした。
私は電話もそこそこ使うのでよかったのですが、これからはこのプラン一本になるため、あまり電話しない人は痛いと思います。
基本使用料が2,700円で、データ定額サービスを入れると、8,000円以上です。
しかもプランをわかりにくくして、値上げに気づかれないようにしているのがせこい。
こうした結果を家計の側から見ると、日本の1世帯当たりの通信費支出は月額約160米ドル程度で、2位の米国、3位の韓国を抑えて、加盟国中トップの高負担となっている。可処分所得に占める通信費の割合も、2001年の2.5%から10年間にわたってほぼ一本調子で増え続け、2011年に3.1%に達した。デフレ経済が長引いていた時期のことだけに、これ以上放置できないと総務官僚は感じているらしい。現代ビジネス(講談社)
寡占状態だら仕方ないところもあります。
ビールだって寡占業界で価格が高止まりですから。
発泡酒や第3のビールが出てきたように、規制でなく他社が入りやすい環境だったらいいのでしょうけど。
インフラは莫大な投資が必要だから難しいですね。
規制をかけるよりも、Googleに世界中に無線LANを敷き詰めてもらって移動体回線網を使わないようになるとか、技術イノベーションを促す施策がいいです。