18 10月 2014
[映画]舞妓はレディ
周防正行監督の「舞妓はレディ」を見てきました。
周防監督作品は好きです。
「シコふんじゃった。」とか「Shall we ダンス?」とか「それでもボクはやってない」とかは定番ですが、日本映画も面白いなって思えます。
「Shall weダンス?」以降しばらく映画を撮っていませんでしたが、最近は精力的で嬉しいです。
タイトルを見ても分かるように、言語学者が垢抜けない少女をレディにしたてるというストーリーも、オードリー・ヘップバーン主演の「マイ・フェア・レディ」の現代日本版です。
ミュージカル部分は日本映画に馴染みがあまりないところもあって、最初違和感があります。
主演の上白石萌音さんは登場したとき華がなく、最後まで見てられるかなと不安になりました。
同じく舞妓役のSKE48の松井珠理奈さんが輝いていて、そっちに目が行っちゃうくらいです(笑)
でも、ラストは最高でした。
上白石萌音さん演じる小春が舞妓になって、華が咲き、振る舞いがレディになっていたのには感動しました。
ラストを盛り立てるミュージカルもよかったです。
上白石萌音さんは垢抜けない少女を演じきり、歌や踊りもこなしていたのはさすがです。
最後まで見ていて気持ちがよくなりました。
田端智子さん演じる百春が、三十路前にして舞妓から芸妓になれない切羽詰まった感はコミカルで面白かったです。