[映画]ベイマックス

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西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。シネマトゥデイ

ベイマックス、最高に面白かったです。

CMではロボット・ベイマックスと主人公ヒロのふれあいを感動一杯に描いているかのようです。
映画を見る前は「STAND BY ME ドラえもん」とダブっていました。
似たような感じなのかなと。

すでにあちこちでレビューされていますが、CMとはいい意味で裏切られます。
実際はバリバリのヒーローアクションでした。

アメリカのヒーローアクションというとスパイダーマンやアベンジャーズ、バットマン、スーパーマン、ミュータント・タートルズのようないわゆるアメコミを思いおこさせるので、あえて感動シーンを前面に押し出したのでしょう。
ベイマックスは実際アメコミなのですが、最後は涙が出てくるほど感動しますから。

ベイマックスには、天空の城ラピュタやとなりのトトロのような世界観を感じました。
日本アニメのいいところを取り込むなんてさすがジョン・ラセターだなと思いました。

ジョン・ラセターについて調べてみると宮崎駿との交流が古くからあるみたいですね。

1980年代から宮崎駿との交流があり、同時に宮崎駿の大ファン。1987年の初来日時にはスタジオジブリを訪問している。その縁で、ジブリとピクサーは会社ぐるみの交流がある。また宮崎駿監督の作品『千と千尋の神隠し』のアメリカでの公開に際し、宣伝活動、翻訳総指揮を行っている。Wikipedia

宮崎アニメをよく研究したのでしょう。
ベイマックスにいい感じで活かされています。
日本アニメも切磋琢磨して、もっともっといいアニメ映画を生み出して欲しいです。

アメコミはもともと戦闘シーンには定評がありますが、ベイマックスの戦闘シーンを見て私は攻殻機動隊を思い出しました。
風景が日本だったりするからなのかな。

宮崎アニメのファンタジーな世界観、アメコミ特有の迫力ある戦闘シーン、そして涙が止まらなくなるほどの感動的なラストシーン。

エンドロールは長かったのですが、誰一人席を立ちません。
エンディングソングのAIのStory(English Version)が映画にマッチしていて余韻たっぷりでした。

There are times I can’t explain…what can I say?
You’ve given so much to me, memories to stay
As time goes by I wonder why, I just couldn’t be myself
I didn’t want to show my heart, afraid to be apart

For so long, I’ve kept it inside of me
Didn’t have a place where I could let go
But then you came into my life and I
Found the strength to be myself again
There will be no sky too high

I’m not alone, You’re by my side
I’m standing strong, you gave me hope to carry on
You’ve washed away my fears
Now I know I’m here because I have you near

You’re not alone, I’m by your side
When you are down I’ll be the one to make you smile
I’ll wash away your tears
And the sun’ll shine its light on you and me

限られた時の中で
どれだけのコトが出来るのだろう…
言葉にならないほどの想いを
どれだけアナタに伝えられるだろう….

ずっと閉じ込めてた
胸の痛みを消してくれた
今 私が笑えるのは
一緒に泣いてくれたキミがいたから

一人じゃないから
キミが私を守るから
強くなれる もう何も恐くないヨ….
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれるStory (AI)

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